自分の属性がウェットなのかドライなのか ①

ごきげんよう

ドール界隈に踏み込むと一度は目にする、自分のドールに対する付き合い方がウェットかドライかというお話。私はこういうのを読むのが好きなので私も書いておきます。時間が経ったら考え方も変わってるかもしれないのでまた似たような記事は書くかも。一応ナンバリングしておきます。
まずは用語説明。といっても辞書とかで見つかる言葉では無いのでなんとなーくの私の解釈です。


ドライとは
ドール自体をちゃんとものとして扱うひと。


ウェットとは
ドライとは逆でドールを生きてるようにあつかうのにちかいひと。ドールから話しかけられたという人もいるようです。(うらやましい)


こんなかんじ。どちらかが良くてどちらかがダメというわけではないです。むしろ私はこのふたつは地続きでただそこにグラデーションがあるだけだと考えています。自分の位置よりウェットに近ければその人はウェットだし自分よりドライに見えればドライ。そんなかんじ。時間経過でも変化するだろうし。
まあでも自分の所属を明かしておくことで自衛できる面もあるため、自分がどちらに近いかは考えておくといいのかもですね?𝐗ではウェット寄りの方が明記してくれてることが多いように感じます。
私は自称【部分的ドライのウェット】です。
元々オカルトが好きでお人形さんの怖い話も結構読んでいたことと、私の根っこにはアニミズム(自然界のそれぞれのものには固有の霊が宿るとされる考え方)があるため、お迎えする前は「私は車でもぬいぐるみでもなんにでも話しかけるし、きっとドのつくほどウェットになるだろうな」と思っていました。実際惚れ込んだ造形のLingweiちゃんを実店舗に迎えに行くことになった時は、私が気づくまで待っててくれたんだ!こりゃ運命じゃわい!と自分を奮い立たせてはじめてひとりで長時間電車に揺られて店舗まで迎えに行きました。これがはじめてのお人形さんとの旅です。緊張でずっと足が震えてましたが思い返せば結構楽しかった気がします。
お人形さんを迎えて弄ってるうちに「これら(お人形さん)からはなんの反応も得られないし、無機物だ」という印象を受けたので自分はドライ寄りなのかなーという気持ちになりました。彼らは人間に似せて作られているので、私が無意識に返事して欲しいと思ってるゆえの「無機物感への失望?」が現れてるのかも。これが明らかに生命を模してなければ返事が欲しいとは思いませんからね。むしろ無意識に返事が欲しいと考えてる可能性があるなら重度のウェットなのかも。でも表面にでてないのでドライ部分だと主張しておきます。
さて、今のところうちには70~27センチほどのドールちゃん達、あわせて20体が家におります。その子達みんな平等に愛でるのが理想ではありますが無理ですね。というわけでその子たちのそれぞれの扱いについての話に移ります。分類は大きく分けて4種類。(※程度の差はあれ、みんなかわいいと思ってお迎えしてます)

①同じ群れ
ほとんどのキャストの子たちがここに入ります。ここの人達はトイストーリー的な存在だと思ってます。私の前では動かないが、どこかしらで彼らの間に何かの関係性が生まれてたら面白いんじゃないかなと空想してます。みんなキャストの子なので黄変が怖く、私が触ったり箱の外に出す頻度はあまり高くないです。名前もあったりなかったり。

②ディーラーさん(カスタマーさん?)からお迎えした子たち
DD系の子達です。実はここの扱いが私はむずかしいです。カスタマーさんが作った(メイクした)以上はある程度あちらの地雷に配慮したいかな~という気持ちがあります。
キャストの子と違って常に出しっぱなしなので見る頻度は高いけどアニメ調のお顔なのでフィギュア感?が強いです。名前もあったりなかったり。余談ですが関節がゆるすぎて触るのが怖い子がいます。新品ボディなのに中のネジが外れたのは微妙なトラウマ。

③キャラド
"うちの子"を模したドールたち。
自分でメイクした子やフルチョの子です。
うちの子を模してるだけあって一応性格や誕生日などの細かい設定はあります。無意味に撫でたり髪をといたりまれに一緒にテレビを見たり。

④ソフビの子達
よりおもちゃに近い存在。ちいさくて持ち運びやすく便利そうって気持ちが先行してます。基本名前は付けずデフォルト名で呼んでます。私にとっては"お人形さん"感がない気がします。


今のところこんな感じ。
読んでくれてる人の中にも「この子に対してはウェットだけど他の子には違うかも~」って人もおおいんじゃないでしょうか。お人形さんの愛で方は十人十色なのでこれからもそれぞれの愛で方で大事にしていきましょう。


最近台風多いですがどこも大きな被害がありませんように。
しり切れとんぼですがおわり
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈